藤山寛美先生の笑い

 子供の時から、藤山寛美先生の芝居の虜になっていた。子供こころに惹きつけられたのは、演技者が藤山寛美先生の言葉に反応し、キョトンとしたり、笑いを堪えたり、子供にもとても不思議な心持ちになり、いつもいつも藤山寛美先生のお芝居は見るようにしていた。猿之助劇団(劇団あやめ)の芝居はそんな流れを汲むものだ。しかも、上品な笑いと来ている。(写真は、観劇者も、出演者も、演出者も誰も知らない突然のアドリブシーンだった、腹が痛かった。)出演者も猿之助の突然のアドリブに笑いを堪えたり、泣きを堪えたり、アドリブで返すそのやり取りがとても見ていておもしろい。特に、大阪近辺や名古屋近辺で馬鹿受けする。幕が開くだけで、さあ、来るぞ来るぞと思うだけで笑いが込み上げて来る。とても、面白いものだ。


オリジナルなお芝居や、泣かせ、笑わせ、吹き出し、耐えもとても良い感じ。大衆演劇のお芝居とはとても思えない格調の高いものだ。是非一度見て欲しい、トリコになって欲しい。